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さくらんぼと言えば“佐藤錦” と連想されるように、山形のさくらんぼの生産量は全国の80%を占めております。
さくらんぼの故郷はトルコ共和国のヒンギス市が原産国。
バラ科の落葉高木で、別名“桜桃”と言います。
明治元年に北海道で植えられたのが始まりと言われています。
ちなみに世界全体では1500種の桜桃があり、日本では約30種くらい栽培されています。 |
さくらんぼの花は真っ白です |
その中でも、山形の代表品種でもある“佐藤錦”は大正元年(1912年)に本県東根市の佐藤栄助氏が育成した品種で、ナポレオンと黄玉を交配して出来た品種です。
命名は昭和3年に岡田東作氏が行いました。当時は、加工が主力で主力品種とはならなかったようです。生産量が伸び始めたのが、生食用にとされた昭和50年代から。
桜桃の収穫期は梅雨。当時は雨よけハウスもなく、カッパを着て収穫していたのを記憶しております。
雨に当たると実が割れて商品にはならず、割れた実を我が家ではジャムにして食べたものでした。
当農園では昭和30年代後半から本格的に桜桃栽培を始めており、昭和55年からは連棟雨よけハウスを設置。お陰で今では味も品質も最高の桜桃が生産されております。 |
昭和30年から続いています |
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