さくらんぼは常温発送が基本です
当園では、早朝に収穫し、同日にクロネコヤマトの宅急便で全国に発送しています。
クール便が普及する前は、全て、さくらんぼは「常温」で発送していました。(昔の話)
近年、核家族化(不在)・異常気象(猛暑)等で、さくらんぼにはあまり良い環境ではなくなったため、
当園でも保険という意味で、クール便を使うことになった経過があります。
しかし、これは本意ではありません。
せっかく朝採りしたのです。
フレッシュな状態でお届けしたいのは生産者皆が願っていることです。
さくらんぼはデリケートで、劣化しやすい果物ですが、
急激な気温差・湿度差が無ければ「常温」発送で十分対応できます。
温度・湿度の変化に弱いので、クール便で、
各拠点の積み替え作業、暑い場所・寒い場所の繰り返しでは劣化が進みます。
クロネコさんも、クール便については発送方法の講習会を開催したり、県内生産者に周知しています。
私も講習会に参加して勉強してきました。
クール便は温度を保つ保冷輸送サービスであること。
一定の温度で輸送するには、前もってさくらんぼを10度以下で6時間以上冷やすこと(予冷)等が必要であり、
生産者に徹底されています。
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