Last update 08/03/10
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どんなハチ?

属性 ツツハナバチ属

体長 1.01.5cmミツバチよりやや小型 

体色 暗灰褐色 短い毛で覆われている

性質 温順で人畜に危害を加えない 

○幼虫の出現時期は4月20日〜5月20頃          

○花粉の団子を作りそこに卵を生みます。
 花粉を取るとき、柱頭にほぼ100%接触するため受粉効率が高くミツバチの6倍です。

   マメコバチはこの中にいます

種 類

マメコバチ ミツバチ
習 性 孤独性のハチだが、1ヶ所に集まる習性があり、ヨシ等の筒に巣を作る 女王バチを中心に集団生活を営む
活動限界 活動気温ミツバチより2〜3度低く、風にも強い。 活動気温16度以上。風速7m以上で活動が衰える
活動範囲 40m(園内を飛び効率が良い 約2km(遠くまで飛んで行ってしまう
放す時期 3月中旬巣を設置。6月下旬までは絶対動かさない おうとうの開花はじめ
ハチ必要量 50aに1群。ハチの入っているヨシ約230本以上 3040a1
ヨシは大量に使用します ヨシを鎌で切り落とします 束ねて出来上がりです

巣づくりは?

○出巣
 オスが出巣して吸蜜したのちメスの脱出を待ちます。
 メスが脱出すると直ちに交尾を始めます。


○巣の選択・掃除
 
交尾の終わったメスは3〜5日の栄養摂取期間を経て営巣活動に入ります。
 まず、巣を選択し、巣の中を掃除して、最初の虫室壁(最奥の壁)をつくります。

○花粉の採集・産卵
 続いて、花粉の採集に入ります。メスは腹下に花粉を集めて保持する特殊な毛をもっており、この毛に花粉を集めます。花粉と花蜜を混ぜた花団子(幼虫の餌)を作りそこにバナナ型の卵を一個生みます。

○仕切壁つくり
 産卵後湿った土を運び込み虫室を仕切る土壁をつくります。一連の作業を繰り返し、最後に1・2個の空室を作って入口を閉鎖して巣が完成します。
 通常1本のヨシに8個前後の虫室を作ります。

○巣材は?
 ヨシが最適です。太さは内径57mmのものを使用します。ヨシ筒は節を中心に片面15cmの長さに切断し両面使用(全長30cm)とするのが良い切り方です。 
 切断した筒は100本程を一束にまとめて使用します。切り口が揃うとハチが自分の家を区別しにくくなりますので、不揃いがベストです。

注意: ひび割れた筒・入口がつぶれた筒、古い筒、太すぎたり細すぎたる筒、節がなく筒抜けの筒は×です。

○設置は?
 園地の中心に巣群小屋を設置し、巣の近くに粘質の土取り場を作っておきます。

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